Strategy Of Liberation

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「思い出のラブレター」

「ジャガーの貴公子」がモテない理由。

その秘密は彼の過去にあった。

いったい、彼は何をしたのか?

この物語は、続き物です。

詳しくは、前日からお読みください。


第2回 「思い出のラブレター」
彼は女たちに平謝りをすることで、ブレスレットの事件は沈静化へ向かった。

これで穏やかな日々が続く、そう感じていた。

しかし、事は深刻の度合いを増していく。

彼は、毎日7人ほどの仲間達を連れ添って家に帰っていた。

ある日の午後、いつもと同じように帰っていたが、仲間の一人がある異変に気づく。

「後ろから誰か付いて来てるで。」

あの二人組みの女たちだ。

またか何かあるのか?

そう思ったが、気にすることなくいつも通りに帰った。

次の日も、その次の日も女の気配を感じた。

ずっと、気づかないフリをしていた。

二週間ほど過ぎただろうか。

家でおやつをほおばっていると母親が言った。

「あの子たちは誰?」

ビクッ!・・・なんでしってんねん。

内心穏やかではなかったが、気丈に振舞った。

「知らん。」

次の日の朝、親父が言った。

「お前らの後、二人組みが付いてきてるで。」

「えっ。マジで?」

まさか、親父まで知っているとは・・・。

彼は、なにか秘密ごとがバレているような感覚に陥った。

見つかってはいけないものが、見つかってしまった。

そのバレた感覚は一種の「恥」にも似た感覚だった。

人の心は複雑である。

ときに、思春期の心は、より難解なものである。

彼は、習い事から帰ってくると家のポストへ向かった。

可愛らしい手紙が入っていることに気づく。

この女の行為が、今まで眠っていた彼のある感情をむき出しにした。

「おいおい!こんなところに手紙入れんな!家族に見つかるやろがボケェ!」

次の瞬間、彼は手紙を両手で持った。

そして右腕を降ろした!

ビリビリビリビリーーー!!!

彼は、中身も確認せずに破った。

そして、近くのゴミ箱へ捨てた。

「あっぶねぇー。」

今思うと、何が危ないのかさっぱり分からない。

ただ分かることは、お前の行動が一番危ないとうことだ。

明らかにラブレターと思われる手紙を見ずに破ってしまったのだから。

そしてこの手紙を見なかったことが、またまた事件を引き起こす。

つづく。
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  1. 2007/01/08(月) 08:18:05|
  2. Gt.ani-ki-
  3. | トラックバック:0
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